RC造や重量鉄骨造と同じ耐火建築物の木造マンション

耐火建築物とは、建築基準法によって定められている条件に適合した建築物です。
柱・梁・床・屋根・壁・階段などの主要構造部を、火災により壊れない非損傷性と延焼を防止する遮熱性の性能をもつ「耐火構造」とし
さらに延焼ラインに防火設備を設けることが定められております。

• 火災時に住民が避難するまで燃え落ちず性能を維持する柱・梁の「耐火構造」
• 建物内部からの火で燃えず避難経路を確保する壁・床・階段の「不燃材料」
• 建物外部の火から建物への延焼を防ぐ壁・屋根の「防火構造」

建築物の利用者が避難するまでの間は燃え落ちることなく性能を維持することが要件となっており、安全性が高くより安心して暮らせます。
耐火建築物は木造でありながら10ｍを超える4階建てや防火地域での建築が可能になります。また木造三階建共同住宅の欠点とも言える避難経路の確保も必要がないため敷地に無駄なく建築ができ、バルコニーを無くすことが可能です。
また、エントランスから共有部については室内の扱いとなりますので開口が必要ありません。共用部の壁はクロス貼りが可能なため、ホテルやタワマンのようなラグジュアリー空間を演出できます。