ロックウールは騒音に強い

ロックウールは暮らす音・気になる音を抑え、快適な居住環境をサポート！
だから、これからの在宅ワークスペース設置にピッタリ。

ロックウールの持つ吸音性能は
断熱材の中でトップクラス！

特に部屋と部屋の間にある、間仕切部分や、界床（例:1階の天井と2階の床の間）などへ
「吸音材」として充填することで周りの音を軽減し、お仕事や趣味に集中できます。

吸音とは

吸音とは、漢字の通り音が吸収されて、響きにくくなることです。
音は空気を振動させる波となって離れた場所に伝わります(音波)。
音波の反射を少なくすることで音が響くのを抑え、室内で発生した騒音が聞こえにくくなります。
大きな吸音率をもつ材料は吸音材とよばれます。
吸音材はその名称のため遮音材と誤用されますが、厳密には音を透過してしまうので、遮音用に用いる場合注意が必要です。

遮音とは

空気中を伝わる音を遮断して、外部へ音の透過を防ぐ現象を指す言葉です。
室内では音波のエネルギーが壁に跳ね返されて遮断されます。遮音性が高ければ高いほど音が外部に漏れる心配はなくなります。しかし、遮音性が高いほど、跳ね返った音波のエネルギーが反響音として室内で増幅され、結果として音が聞こえにくくなります。（トンネル内で声を出すとこだまの様に響くのはこのためです）
遮音性能が高い素材は重い素材で、鉄板やコンクリート、石膏などが代表的です。重量が重くなればなる程遮音性能は高まります。

防音には遮音と吸音のバランスが大事
遮音性能を上げて室内外の音を遮断するほど、室内での音の反響が増え、結果として室内の音が聞こえにくくなります。一方、吸音性能が高すぎて音の反響が無くシーンとした部屋では、人は心理的に不安になるといわれています。ロックウールは、遮音性を保ちながら反響音を適度に吸音して、防音性の高い快適な生活をもたらします。

　

ロックウールによる吸音

ロックウールの細い繊維が絡み合って作られた空間で、
入射した空気の振動である音波を繊維の振動に変え、
その振動が熱エネルギーに変わることで、音を吸収し、消音しています。

ロックウールの吸音率
残響室法吸音率測定法での測定結果

グラフに示すように、ロックウールの吸音率は一般に周波数の増加とともに大きくなり、ある周波数でほぼ一定値に達します。低音域（周波数が低い領域）の吸音率は高音域に比べて低くなりますが、ロックウールの厚さを増やすことにより改善されます。また、製品の密度を増すことで低音域の吸音率は上がります。
さらに、背後に空気層を設けることで吸音性は著しく向上します。
これらの特性を理解した上で、最適な製品を用いることで高い吸音性能を得ることが出来ます。

残響室法吸音率測定法 JIS A 1409音が材料に対しあらゆる方向からランダムに入射する際の材料の吸音性能測定のことで、残響室で測定します。
残響室は拡散音場の仮定を近似的に実現するために室内表面に反射性の材料を用い、残響時間がなるべく長くなるように仕上げられた部屋になります。

ロックウールによる遮音

ロックウールを充填した壁と何も入っていない壁による遮音性能を比較しました。
充填したロックウールが壁の中で反響する音を吸収することで、
壁の遮音性能を向上させることが分かります。

ロックウールを充填した壁　VS　無断熱の壁

それぞれの壁を通した時の音の聞こえ方を比べると、
ロックウールがある方がどの音域でも聞こえにくくなります。